【ゼロから始めるDTMの道】その⑧「EQ(イコライザー)」でオリジナルの音を作ろう!

こんにちは、KN-5です。
最近、ちょっと暖かくなった気がします…しません?
暖かいと仕事や作曲活動なども捗って嬉しい限りです。


さて、今回の【ゼロから始めるDTMの道】は、「EQ(イコライザー)」についてです。
前回のコンプレッサーと同様に重要なVSTプラグインなので、ぜひご確認ください。

そもそもEQとは何?

EQはVSTエフェクト(プラグインエフェクト)の一種で、
音域を操作し「音のバランスの調整」や「音色に変化を付ける」といった機能を持っています。
EQ機能が付いたオーディオ機器などを見た事ある人も多いのではないでしょうか?

音域について

音域とは音の高さを示す範囲の事で、Hz(ヘルツ)という単位で表されます。

音域は大体5つの周波数帯域(音域帯)に分けられます。

①超低音域=おおよそ60Hz以下
・耳では聞こえない低音部分(クラブなどで体にずっしりと響く音域)

②低音域=おおよそ61Hz~300Hz
・ベースやキックなどの耳に聴こえる低音部分

③中音域=おおよそ301Hz~4kHz(k=1000の事です)
・ヴォーカルやリード音など、一番耳に入ってくるメインの音域

④高音域=おおよそ4kHz~12khz
・シンバルやハイハットなど、装飾音系の音域

⑤超高音域=おおよそ12kHz以上
・ギターなどのシャリシャリとした部分の音域

なお、この音域帯については明確な定義がある訳ではありませんので、
ざっくりと頭に入れておくぐらいでOKです。

EQの使い方

EQは「フリーケンシー」「ゲイン」「Q」の3種類のパラメーターを設定して操作します。
※サンプル画像はRenaissanceEQ(紹介はコチラ)

①フリーケンシー(上図赤枠部分)
・操作する音域を決めるパラメーターです。

②ゲイン(上図緑枠部分)
・どのくらい調整(強弱をつける)かを決めるパラメーターです。

③Q(上図黄枠部分)
・ゲインを反映させる音域幅を決めるパラメーターです。

EQで使う3パターンの設定方法

EQの設定方法は「ピーキング」「カットフィルター」「シェルビング」の3パターンがあります。

①ピーキング
・フリーケンシーで決めた音域だけを調整する、一番基本となるパターンです。

②カットフィルター
・ローパスとハイパスの2種類あり、指定した音域以下(以上)をばっさりと切るパターンです。

③シェルビング
・指定した音域以上(以下)を全体的に調整するパターンです。

EQのかけ方のポイント

EQの仕組みや使い方は分かっても、
実際に使う時に正しいEQのかけ方が分からないという方も多いと思います。
これは私の持論ですが、
「EQのかけ方に正しい答えは無い」と思って大丈夫です。
というのも、EQの役割はバランス調整とは別に「オリジナルの音を作る」という点も大きくあり
それはつまり「自分が良いと思った音が正解」という事です。

とはいっても、一般的なEQのかけ方のポイントも何点かある為、ご紹介します。

■音ごとの突出しすぎている音域を探して削る
ピーキングを目いっぱいブースト(上げる)してフリーケンシーを動かしていくと、
耳障りと感じる音域がある場合があります。
その様な音域は音圧アップ等の妨げとなる為、ピーキングを使って下げておきましょう。

■超低音域はキック(バスドラム)のみで演出
超低音域は音割れの原因になりやすい部分です。
超低音域はキック(バスドラム)をブースト(上げる)する程度に留め、
他の音の超低音域は、カットフィルター(ハイパス)でザクッと削ってしまいましょう。

■低音域の主役はベース&キック(バスドラム)
聴かせる低音部分となる為、主役はベースとキック(バスドラム)となります。
他の音が主張しすぎるともやもやした音になりますので、
他の音の低音部分がベースとキック(バスドラム)のフォローをする形で調整してみましょう。
※ベースとキックが120Hzメインでなっている場合は
他の音は120Hzまでをカットフィルター(ハイパス)で削るなど

■高音域~超高音域はしっかりと稼ぐ
高音域以上は普通に打ち込みなどを行った段階ではそれほど出ていない事が多いです。
キレイな感じやクリアーな感じを出す為には高音域以上が大切ですので、
ハイハット等をピーキングやシェルビングを使ってしっかりと稼ぎましょう。


以上でEQについての説明は終了です。
前述の通り、EQのかけ方に答えは無い為、色々と試してみて自分オリジナルの音を作ってみて下さい!

それでは、またいずれ!


★RenaissanceEQを含めたWAVESプラグインの詰め合わせ「Gold Bundle」


音圧アップのためのDTMミキシング入門講座! [ 石田ごうき ]

■yahoo!ショッピングはコチラ


サウンドハウス